大阪に遠征してきました
今後の活動について検討するため、7、8日と大阪に行ってきました。まだ決定ではないものの、リチウム電池関連で10月にコラボを検討中。うまくいけば、やっと東京でお披露目できるかもしれません。
ちなみに大阪までは、高速バスで行きました。自費ですから交通費抑制は大きな課題。ただし夜行ではなく、午前8時半広島発、大阪午後1時半着の日中便です。2階建てで3列独立シート。正直、悪くないと思います。乗ってる間中、データ通信をしてましたのでiPhoneの電池が切れかかって焦りました。ここはMacBook Airから充電できると気付き復活。なるほど、ノートPCは巨大なモバイルバッテリーになるんですねw 助かりました。
大阪到着後、市営バスに乗り換えて約10分。コラボを検討している会社「マイクロ・ビークル・ラボ」に到着しました。リチウム電池の開発で荒波を突き進むベンチャー企業で、社長の松尾さんは大型リチウム電池モジュールの設計・製作が専門。BMUも独自開発されています。今、関心が高まるリチウム電池の安全評価もできる方なので、とても心強いです。最近はロボット向けリチウム組み電池の設計が多いそうです。(昨年あった展示会での動画はこちら)
実は打ち合わせに当たり、松尾さんから「EVデロリアンを今後、どうしたいのですか?」という根本的な問いを何度も投げかけられました。コンセプトが固まっていないと今後の活動がブレて形になりにくい、とのアドバイスです。全くその通りです。いろいろ議論した結果、以下の方向性を確認しました。
1)今より安心して遠くまで走れるようにする
年末にリチウム電池をやり替えた関係で、EVデロリアンの電気搭載量は9.6kWhから7kWh位まで低下しています。電池は新品なので走行実績はあまり変わらないものの、もう少し遠くまで走れるといいな、という希望はあります。
この問題の解決は簡単です。電池を沢山積めばいいのです。しかし、トランクなどの空きスペースをすべて電池で埋めてしまうのが本当に正しいのか。それはEVデロリアンが取るべき道ではない、と判断しました。車重の増加を抑え、モーターをDCから高効率のACに換える、アライメントをきっちり調整して抵抗を少なくする、といった基本を積み上げ、とことんまで効率をアップさせる方向を目指します。限られたエネルギーをどこまで有効に使い切るかが目標です。
2)最新の技術を搭載してEVの未来を指し示す
このコンセプトは「デロリアンEV化計画」のキモです。一方、開発の話は形になるまで時間がかかるため、気持ちが折れそうになります。でも安易なアップグレードでお茶を濁すのはやめて、あくまで最先端を表現するツールとして使っていきたい。その気持ちを、改めて強く持ちました。逆に松尾さんが目指す「リチウム電池を安全に長持ちさせる」という分野も重要な技術です。最新のBMSを使えばリチウム電池がほとんど劣化しない、という実績を分かりやすくアピールをするために、あえて古い電池を搭載してみる、という選択もあり得ます。形になるかと思うとワクワクします。
もちろん、水素エネルギーとのハイブリッド化もこちらになります。実用化に向けた動きを、今後もしっかりフォローしていきます。
打ち合わせの途中、コムスの電池を鉛蓄電池からリチウムにアップグレードした車体を拝見しました。車重が100キロ軽くなったのと、鉛よりパワーがあるため、蓄電量は減っても走行距離が伸び、電池の寿命も1.5〜2年から4〜6年へとアップが見込めるそうです。その他、リチウム電池に過充電をかけて破裂させるテストを受けた外国製電池も見せてもらいました。こうやって性能確認をしているのですね。とてもいい勉強になりました。
夕方には、EVで世界初の南極大陸横断を目指すZEVEXの鈴木さんとも合流しました。この日はバギーのロールバーを製作していたらしく「南極アタックの準備はもう万端。あと足らんのはスポンサーだけですわ。ガハハ」と、豪快さは相変わらずです。夜は3人でお好み焼きを食べながらEV談義。経験談満載で、とても面白かったです(私の計画なんて、鈴木さんのに比べたらカワイイもんだ)。この時の話もあり、先ほどの2つの方針が固まりました。
【大阪訪問、後半に続きます】