EVづくりの先輩たちにぜひお会いしたく、急遽参加を決めた日本EVクラブの総会。14日午後、東京の芝パークホテルにて、日産で長くEV開発に関わってきた方の基調講演、ジャーナリストが視察してきたアメリカのEVベンチャー企業の報告などに続き、舘内代表などが参加するシンポジウムを聞いてきました。
参加者は一様に現状を「EVバブル」と表現しながらも、90年代のブーム時との違いを分析していました。前回はカリフォルニア州のZEV法という規制に備えるため出てきた(結局は石油業界の圧力で骨抜きにされ、ブームも消えた)のに対し、今回は地球温暖化の急激な進行、エネルギーセキュリティーの観点で石油依存からの脱却を図ろうとする勢力の増加(イスラエル、デンマークなど)、高くてもEVやハイブリッドカーを積極的に購入しようとする消費者の存在を挙げていました。さすがに今回は、単なるブームでは終わらないでしょう。
充電時間が長い、走行距離が短い、といった弱点を抱えつつもEVが再び注目を集めるようになったのは、時代の流れのように感じます。しかし民意は、意識のぶれが激しいのも特徴です。最近の報道は「バブル」のように過剰ですからね。そこで日本EVクラブでは「EVは使えない」という批判を跳ね返そうと「東京〜大阪600キロ途中無充電EVの旅」を11月17日に実施します。ダイハツのミラをEVに改造し、三洋製のリチウムバッテリーを搭載。大阪まで無充電で走破するという計画です。
もちろん通常より多くバッテリーを積むはずですから、市販車がすぐ、そんなに走れるようになる訳ではありません。しかし電気自動車を見たことがない人たちに向けて、実用性があると知ってもらうには面白い試みではないでしょうか。私も個人レベルながら、PRに努めていきます。
