EVで世界一周 フランス人2青年をお迎え

4月下旬、京都の環境問題NGO「ZEVEX」の鈴木さんから「面白い企画があるよ」と連絡がありました。フランス人の若者2人がシトロエンのEV(実は三菱i-MiEVのOEM)で世界一周に挑戦する「ElectricOdyssey」で、2月11日にパリを出発。オランダから船でアメリカに渡り、一般家庭で充電しながら大陸を横断、船で間もなく日本にやって来るというのです。「京都ではウチに来る。広島はお世話してやったら?」とのお誘いもあり、充電ポイントを提供するボランティア「Plugger」に登録しました。

間もなく「5月21日夕方に到着するので、充電のアシストをお願いします」とのメールがアントーニンさんから届きました。その時間は仕事中なので、友人のHさんに彼らの出迎えと充電の案内を依頼し、私は終業後に宿泊先のホテルを訪問。夕食を終えたばかりの2人は、長旅を続けているのに元気いっぱいの好青年でした。カタコト英語で、彼らが希望する原爆ドームと資料館の案内を約束しました。

翌朝、EVデロリアンで迎えに行き、彼らの「C-ゼロ」と広島市中心部をランデブー走行。原爆ドーム向かいの相生橋で記念撮影しました。周囲の観光客は、彼らのフランスナンバーを見て「コレで走れるんですねー」と不思議そう。私もちょっとだけ試乗させてもらいました。乗り味はi-MiEVのまんまでしたw けど、これで世界1周するんだなぁと思うと、ワクワクしてきました。一方、EVデロリアンはガブリエルさんが試運転。「とっても楽しかったけど、ハンドルが重い(元々アシストなし)のでスポーツをしているようだった」との感想でした(爆)

近くにある広島三菱のディーラーで200V充電をお願いし、その間に原爆資料館を見学。東京で会った人みんなから「広島を通るなら資料館に行きなさい」と言われたようで、真剣な表情で説明文や展示物を見ていたのが印象的でした。まだ20代の2人にとって、きっといい経験になったと思います。

昼食時、これまでの旅について聞きました。アメリカでは充電ポイントが全く整備されていないため、一般家庭を訪ね、110Vで8時間ぐらいかけての充電を繰り返してきたそうです。それが日本に来ると「高速道路のPAやディーラーに急速充電器があるから、驚くほど順調。こんなに普及しているとは」と驚いたそうです。ちなみに見学と昼食を終えてクルマの待つ三菱ディーラーに戻ってみると、電気残量が半分だったのが、2時間半でほぼフル充電になっていました。200V、けっこういけるじゃん。ここで別れを告げ、2人を見送りました。

旅は今後も続きます。マレーシアータイーラオスーベトナムー中国ーカザフスタンーロシアーウクライナーポーランドーチェコードイツと周り、到着予定は10月上旬とか。Websiteを覗いたり時にメッセージを送ったりしながら、旅する2人にエールを送りたいと思っています。